エレガンスのアイシャドウを買いました。29番。
ケースがかわいい。

開けた時にテンションが上がる←この『気分』に重きを置くのがデパコス選びには重要だったり。

昔と比べ今の私はそうメイクにこだわりがある訳ではないのですが、
やはり目元は顔のなかで一番大切なパーツだと感じます。

そういえば去年阿修羅像を見た時、リニューアルした宝物館のライティングが微妙だったにもかかわらず
目元だけは際立って見えて、
今の女子がこぞって涙袋を作りたがる訳が分かった気がした。
アジア人が手っ取り早く美人顔になる技ともいうべきか。


イガリさんのメイクが流行っていた頃に、かわいい、ではなく次はセクシーな女の子像が主流になる気がする、と思っていたけれど、今がまさにそんな感じで。

KPOPの影響もあってか、『色気のある強さ』みたいなものを表に出していく今の時代感、(自分に似合うかは別として)嫌いじゃない。
定期的に昔のCM(1970-2010年代)を見るのが大好きなのだけど、
その時代を象徴する『最先端のセンス』が凝縮された15秒だ、と感じるのはいつも化粧品か電化製品(家電)のCM。

特に化粧品は、モデルだけではなく、クリエイターやスタイリスト達がよりよいものを作ろうと知恵とを出し合った結果の美しさ、

その時代における『美』の一番てっぺんの部分が映像化されている。

貴重なアーカイブ。昔の女性のほうが上品で美しいな、と感じることさえある。

流行の遍歴をたどるのは本当に楽しい。ある程度成熟した文化圏にあるからその、贅沢な楽しみ方だと思う。先人の情熱に感謝を。

同時に今、進行形の流行りの中にある自分を感じることも、また楽しい訳です。

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