ペールイエローとマリンカラーの
胸元にリボンの付いた
薄い七分の春ニットです。

実はこの2着、

15年も前に
ユニクロとロペピクニックで買ったもの(!)

毎年半袖に移る間の
この時期にだけ1-3回位着ている。

いつ買ったっけ、と考える
→確か2004年!

自分で驚いた。さすがに長寿すぎる。
奇跡のようなニットです。

(年3回しか着ないにしても
15年も着続けている服はこれだけ。私の最長記録服!)

当時の私にとってはネックの開きが大きく、
フェミニンで大人っぽいデザインだったので
デニムパンツに合わせて着ていた。

今はスカートに合わせる。
普通に、合う。


『昔の服は素材や作り、織りがしっかりしている』

というのは本当だと思う。
毛玉も全くない。型崩れもなし。

ちなみに
母から「綿100じゃないとすぐダメになるよ」と言われていたので

春夏ニットはなるべく
綿100パーセントのものを選ぶようにしていた。

(今は良い合成繊維が沢山開発されたので、そんなこともないはず、)

加えて、買った当初は
なんとなく洗濯機で洗いたくなくて
ニット製品は全て手洗い
(付けおき洗い)をしていた。

↑これが面倒で、あまりガンガン着なかったのもある。

(今は洗濯機でドライ洗い)


15年前の春は
私にとってかなりの転機になった年。

それまではカジュアル一本で
男の子みたいな服ばかり選んでいたのに

大人っぽい服を着たい!
女の子ではなく、「女の人」っぽい服を着たい!
という気持ちで買ったことを
よく覚えている。

日経ウーマンとか買ってたもんなー・・思い出すと恥ずかしいなあ笑

そんなに無理せんでも
嫌でも年重ねたら大人になるで。
と言ってやりたいけど
そういう時期も必要です。多分。



三浦大知の年齢ごとのパフォーマンスを見て感じたこと。

若い頃のガチガチして隙のない一生懸命なダンスより

今のダンスの方が
めちゃくちゃ魅力的。

徹底的に基礎を押さえてきたからこそ、
力を入れるべきところと抜くところを知っている。

柔らかくて軽い、スッとした
とても綺麗な抜け、が所々にあって

それが自然な色気に繋がっている。

思うままに流れるように
気持ちを込めながら好きに型を崩し

完全に自分だけ、のパフォーマンスになっている。

これは若人には絶対出せないやつだ、すごい、と。


→いや待て
私にもそういう部分があるんじゃないか、
あるばずだ。

そう思って意識し始めたことがいくつかある。


輝いている人から
自然に自分に繋がる何かを見いだせるようになったり

こんな文章を暇潰しに楽に書けるようになったり
大人になるのも
悪くはないな、と感じた5月手前。

まだ、八重桜がきれい。



個人観賞用。
このスタイリングを見てベージュのニットワンピースを買った。

(男性アーティストから影響を受けるところ、昔から全然変わらない。)




prism

May Wakamiya

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